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記憶に残る風景

こんにちは。


しあわせ考察係のデューリーなおです。




幼少期の記憶って、どうでしょう…。




私はかなり小さい頃のことを覚えているのですが…例えば、まだ乳母車に乗っていた頃、雨が降ると、母が乳母車の上からすっぽりとビニールシートをかぶせ、彼女はレインコートを着て買い物に行っていたらしいのですが、そのビニールシートの上に落ちる雨粒がツーッと落ちて行く、そんな 画像がよく目に浮かんで来ます。その話をある日母にしたら、かなり驚いて、そんな風に乳母車に乗っていたのは、私がまだ、1~2才の頃だったと言っていました。




そんな昔のこと、覚えていると言っても

雨粒の流れる、ものすごい断片的な画像で、具体的にどんな話をしたとか、細かいことではないのですが。



母は、滋賀県の彦根市、彦根城のふもとで育った人なのですが、京都からそれほど遠くはない場所であるにも関わらず、冬の雪はかなりなもので、母は、安土を越えたら、雪国だから(当時は…)と言います。




そんな母の小さい頃の記憶に残る思い出の画像は、真夜中、祖母を起こしてお手洗いについてきてもらうと、庭沿いの廊下が雪に反射する月の光で、明るくてらされている。というものだそうです。

それに加えて、ヒヤッとした足元の冷たさが、月の光を明るいながらも冷ややかな印象にさせていたようです。




母も、事細かなことは殆ど覚えてはいないけれど、断片的な画像や肌触りを覚えている。というのです。




夫も、病気で床に伏せっている時、いつも一緒に寝ているクマのぬいぐるみに嘔吐してしまい、義母がそれを洗い、庭の洗濯ロープに洗濯ピンで耳をつままれて、干されているクマを窓からずっと眺めていた覚えが、画像として蘇るといっていました。




思い出す画像はそれぞれですし、年齢も2~3才と、様々ですが、何だか子供の脳裏に強烈な印象を与えているもの、画像ってあるんですね。




大人にとっては、当たり前過ぎて、ふっと通り過ぎてしまうそんな場面も、子供にとっては恐ろしいほど、特別なものなのかもしれません。




そう思うと、小さい子供たちの視線、もっと意識していきたいなぁ…なんて、殊更思ってしまいます。




お店にいらっしゃふお子さん達、男の子女の子に関わりなく、綺麗なガラスのアクセサリーや、それを試着するお母さんをじーっと見つめる姿をちょくちょく目にします。もしかしたらそれが、この先何十年たっても心に残る画像になるのかもしれませんね。
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Wikipedia様よりお借りした画像。

雨粒がガラス窓を流れる様。虹が何て綺麗なんでしょうか!




残念ながら、私の記憶の断片は、この虹を省いた感じですσ(^_^;)


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